あなたのおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、
それでもあなたは、それをやらなければなりません。
それは世界を変えるためにではなく、
あなたが世界によって変えられないようにするためです。
非暴力、不服従を提唱し、その思想 によってインドを独立へと導いた、マハトマ・ガンジーの言葉です。
はじめてのデモ というページで出会いました。
日本に今はいない私は、デモには参加できません。
でも、私に出来ることやります。いま、その準備中です。
まだまだ、原発は必要悪だと考える方、エネルギーシフトの可能性を知らない方、原発を持たないがゆえに自然エネルギーを推進し、経済成長も遂げながらCO2排出量も削減している国が存在することを知らない方が多いかもしれない、だから、私にも出来ることやろうと思います。
自然エネルギー最先端国に住んでいることで知ることができていること、見聞し体感していること、より多くの方にお知らせしたいです。
6月、インテリアライフスタイル展という東京での大きな展示会に出展するために、5月末、私は日本に行きます。そのときにも出来ることのためにも、準備をがんばります。
参考:
「原子力からシフトを」 自然エネルギー、50年までに100%に (朝日新聞)
http://
希望
http://mormorsscandinavia.blogspot.com/2011/03/blog-post_22.html
(抜粋)
北欧デンマークでは、1980年代に、原発について活発に議論がなされ、その結果、国民のコンセンサスにより、1988年に、原発は違法と定められました。原発を一度も保有しないこの国では、自然エネルギー推進に国をあげて取り組み、現在、20%の電力を風力発電で賄い、公のものとして国民全体で保有している送電網で国内全体がつながれていることで、自然エネルギーによる電力が安定供給されています。また、23%の電力を国外へ輸出しています。そして、火力発電の燃料を97%、バイオマス(木屑、ワラ、堆肥など有機物を利用して作られた燃料)で賄うことで、CO2ニュートラルに近い火力発電も稼動しています。また、首都コペンハーゲンを含む主要都市のごみ処理場に発電所を併設し、ごみを燃やした熱で発電もしています。デンマークは、EU のどの国民よりも、1ワット辺りのGDPが大きく、CO2 消費量は1990年代よりも13.3%も削減していると同時に、経済成長も順調に伸びています。また、2050年には化石燃料フリーのの国となると、国家が宣言しています。 また、近隣のアイスランドも原発を一切保有せず、地熱発電により電力を賄っており、全EU の使用電力の半分、日本の使用電力の2倍をも供給する発電力を保有しています。
人口550万人のデンマークと1億2500万人の日本は全く異なり、風土も違うということは、傾聴に値します。しかし、今、我が国が仮に地方分権を進めていく場合、九州約1300万人、北海道約550万人といった広域の自治体が出来上がるとすると、基本的に外交と安全保障以外を自治体に任せているこの国のあり方に学ぶ点はあろうかと思います。また、デンマークがなぜ今の自然エネルギー発電を実現したかには、単に人口が少ないというだけではない背景があり、一主権国家が、やればできることを世界に示す意味(ショーケース)には計り知れないものがあると信じます。
No comments:
Post a Comment