パパ papa far

ぐーちゃんは、パパァ～、とパパのことを呼びます。
生まれたばかりのときパパはまだ学生だったので(デンマークでは学生ママパパもよくいます・・さすが福祉国家。といっても、やっぱり大変でした、経済的にも、生活的にも)家にいて、ぐーちゃんのことを見てくれていました。

でも、ぐーちゃんが1歳になる前から、最初は1ヶ月の航海、その後は3週間ごとの航海で完全に留守。
船から電話がかかってくるたびに、ぐーちゃんは、パパァ～！と叫んで電話を持ってきてくれます。

私は、根性なしかもしれないけど、やっぱり自分にとって数年住んでいるとはいえ外国で家族がいない場所でまだまだ色々分からない2歳児と生活するのは時々きつくて、ねをあげてしまいます・・。

おまけに頼みの綱の保育ママがいきなり2週間病欠・・・毎月1週間くらい病欠の保育ママさんで、そのたび近くの代理保育ママたちを転々としてお世話になっていたのだけれど、今回は地域の代理保育ママたちも空きがなく、往復1時間の距離の代理保育ママに預けにいったけど、慣れない場所に慣れない人に・・ぐーちゃんおお泣き、ご飯も食べない日々。
私も、毎朝地図を片手にえんえんと歩くのはきつく・・。

区役所に電話して、なんとか、これから保育園に入園できないか聞いたけれど、全く空きのない状態。

私たちの家のすぐ隣には、シュタイナー保育園・幼稚園があって、その横は森。
ぜひそこに入れたいと、ここへ引っ越してきたとき思ったけれど、その時点で保育園は数年の空き待ち・・。

もう八方塞がりと、なきそうになったけれど、そのシュタイナー幼稚園は、幼稚園からは90%の確率でぐーちゃん入園できますよ、と言ってくれました。今は2歳になったばかりだけど、3歳からはお隣の幼稚園に通えるかもしれない、と思うと、
呆然と困っていた私に光が射しました・・。なんておおげさだけど、近くに助けてくれるじぃじやばぁばがいない私たちにとって、保育園も幼稚園も大きな大きな生活の要素。

そして、私とぐーちゃんの母子生活で、私の気力と体力が持たないし、何よりぐーちゃんにとって父親不在なのは悲しく、その上ママの余裕がないストレスを感じてる状態がぐーちゃんに反映されている気がする・・とヤコブは心配しています。

今まで、どうすればいちばんいいのか、色々模索してきました。

早く安定した生活をしたい、とその目標にむかって2人でもがいてきている日々です。

子育ては、一人じゃできない。確かヒラリーさんが、アフリカの言葉を引用して言っていました。
"子ども一人育てるには村中の人の助けがいる"、って。
大げさでなく、本当にそうだなあって思います。

私は、最近このオーデンセの街で友達が出来たことで、本当に救われた気持ちになりました。
一緒にちびちゃんたち同士で遊んでくれたり家に遊びに来てくれることがすごく幸せだなあと思います。

先週、今週となかなか仕事もはかどらず、メールのお返事も遅くなってしまっていてごめんなさい・・

気持ちに一区切り。これから集中して仕事しまーす！