もうすぐやってきます!Coming soon... 


ひさびさに、たくさんのヴィンテージ陶磁器を新しく掲載しますよー ♪

やっとあったかになったデンマーク。
いきいきとした新緑の葉っぱやタンポポ、青い空がとってもきれい。

そのためかな、今回は青と可愛い黄色と、グリーンの陶磁器をたくさん選んで載せたくなりました。

Nymolle ニュモール社の、人気の12ヶ月シリーズのマグカップ版も見つけましたよ

自分や家族、仲良しさんのお誕生月のカップがあったら、なんだかちょっとうれしいかも・・・・

季節の移り変わり
、時々ついていけなくて風邪ひいたりもするけれど・・、

やっぱりふわふわのタンポポや金色のお日様を見ると嬉しくなります。


いまは初夏。

夏になると、息子は2歳になります。

思えば、息子がまだ生後半年の頃、モアモアを立ち上げて、その頃は週末休むなんてこともありえなかった日々でした。


臨月で引っ越さなくてはいけなかったため、まわりに家族も知り合いも誰もいなくて、本当にたいへんで、でも、なんとか仕事をしなくてはと決意し、始めた店。そんなモアモアの店は文字通り、汗と涙(うれし涙もふくめて・・)の結晶でした。


息子を背中に背負いながら、陶磁器を洗って、写真撮影して、梱包して・・・・腰が痛くなると夫と交代、夫がくたびれると今度は私・・と交代。笑

保育園にやっと預け始めたのが10ヶ月の頃。でも、まだ卒乳していなかった息子は保育園でぐずって、
慣らし保育に1ヶ月もかかり、またその頃夫が船乗りとして仕事を始めたので、まるまる1ヶ月間留守だったり・・・。

今まで英語の職場で働いていたのでデンマーク語を学んでもいなかったけれど、田舎の町で、保育園で、デンマーク語の必要をひしひしと感じ、保育士さんたちとの会話からデンマーク語を少しずつ学んでいきました。

とにかく毎日の仕事と育児を、洞窟の中で懸命に一人でやっていたような気持ちでした。孤立無援の悲しみと孤独も味わいました。


デンマークでの初めてのママ友は、近所の捨て猫。彼女は妊娠中に持ち主に捨てられ、空き家で5匹の子猫を生みました。
その母子を夫がひろい、乳児の息子の世話と、たくさんの猫たちの世話をしたことも、そのときは本当にきつかったけれど、
今ではよかったな、って思えます。うちには既に3匹も猫がいたので、ママと5匹の子猫のため、必死に貰い手を見つけて、それぞれ巣立っていったときは、涙・涙でした。さよならと、ほっとしたのと、ああ、大変だったのと、みんな、どうか幸せになって!・・の混じった涙。

日本には親友のママ友がいて、メールや電話をして、そのことにすごく支えらています。日本の北の国に住んでる彼女。 緯度は近いけど経度が遠いねえ、近くだったらどんなにかいいのにねえ、って言い合っています。

でも、会えないのがさみしくて。

私には日本のだいじな友達も家族もいるのに、なんでデンマークのここにいるんだろう、人生はいちどきりで、大切な人とすごせなくて私は何をしてるんだ ろ、って、祖母が入院したときに思いつめたこともありました。

本当に、家族や友人や、お客様の、あたたかなメールに励まされてやってこれたんだって思います。

そしてまた、新しい街に引越し、最初の半年は、事務所を整えたり、また新しい場所での生活を築くのに必死で余裕がなかったけれど、
今は少しずつとっても素敵な友人たちも出来て、ママ友(人間の(*^^*))さんたちも出来て・・・!
夫の航海スケジュールにも(時々きついのはかわらないけれど・・(^^;))慣れて、お客様にも恵まれて・・・・

開店して初めての1年目より、この2年目、ずっと毎日を味わう余裕ができたようにも思います。

それは本当に幸せなことだと思います。

大好きな雑貨や、北欧の手作りのもの
にたずさわることが出来て、その作り手の方々に会い、その作品を丁寧に包んで送って、そして私のだいじな国、日本の方々に喜んで頂ける・・

なんて、あったかになって季節の移り変わりを感じたら、ぼんやり思い出ひたりモードになってしまいました。

本当に、出口のないトンネルはなくて、
人生は、禍福のあざなえる縄のごとしで、青い鳥は自分のそばにいるんだ、って思います。

感謝の気持ちでいっぱいの今日です。

いたらないことばかりだけど、毎日がんばろう、って思いました。

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