無事を祈って

日本の皆様、眠れぬ夜、不安で悲しい日をすごしていらっしゃると思います。
遠くにいてなにもできないもどかしさから、私もどうしても眠れませんでした。
原発のことも、デンマークでも間断なく報道されています・・

もう大きな地震はこないかもしれないし、原発の問題が大きいけれど、災害時の知識は強さになります。
せめて、地震のあとの注意事項を、阪神大震災を経験した友人からもらったので、ほんの少しでも何かの役になったらと、書きます。

これから夜になるとき。
阪神大震災で最後に最大に悲惨に襲った災害は、「治安悪化」による「人災」です。
大切な人を守ってください。
一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティを作りましょう。

・避難した女性の方。
絶対に一人で公衆トイレに行かないで。
便乗する性犯罪者がいます。
常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。

・赤ちゃんがいる方。
赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、クッションになるようなものを置いてください。
阪神大震災で、テレビが飛んできて死亡した乳児がいました。
彼の死を無駄にしないで。

・電話の使用は極力避けてください。 
非常の為の119番や110番がかかりづらくなっています。 
・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。
そして、家にいる人は、水道が止まる前に、お風呂に水をためてください。
まだ、電気が通じる人は、ご飯を炊いてください。*
阪神淡路大震災の経験から、皆さんに伝えます。

* この点については、余震が続く中での調理は危険な可能性があること、節電への考慮のため、外した方がよいと知りました。大変失礼いたしました。

・停電をした地域は、必ずブレーカーを全て落としてください。
また避難する際も絶対にブレーカー落としてください。
送電時に火災になって家が燃えてしまいます。
停電から復旧した瞬間ショートして火災というケースも多いようですので、停電してても落としてください。
通電されたら小さなブレーカーを一つづつ入れて下さい。
漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡をとって下さい。

・ガスの元栓をしめてください。
ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。
・断水の可能性がありますので、お風呂に水をためてください。*
飲料水の確保もお忘れなく。*
ネットが使えるうちに自分の住んでる地区の避難場所を確認してください。

* この点については、消火活動や炊き出しの際の水不足につながる可能性があり、外した方がいいと知りました。大変失礼いたしました。


・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合まで流されます。
絶対に見物などには行かないようにしてください。

・車のトランクにタイヤ交換用のジャッキがついているはずです。
瓦礫の下敷きになっている人を救助する場合、かなり重要になってきますので、提供をお願いします。

・室内に居る時も、履物の確保をしてください。
ガラスの破片で足を怪我すると、命取りです。

・避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも
簡易ヘルメットになります。
おなじように足に巻けば、履物になります。

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