ヤコブの卒論完成に向けて!Jacob's thesis...soon finished!

最近は、手づかみで食べたり、スプーンを口にいれることができるようになってきたぐーちゃんです。なんでも落っことすのもマイブーム中らしく、ス プーンと食べ物をぽとん・・・と落っことしてしばし見つめた後、拾えない・・!と泣く・・そして両手をワイパーのようにして食べ物をつかむ・・のくりかえ し中です。重力の実験中みたい・・!?毎食後、ぐーちゃんエリアの床をぞうきんがけしてます・・笑

ところで、モアモアの一員、ヤコブはいち おう!?船乗りの卵なのです。全部で最低7年もかかる、航海士兼機関士の資格取得のための全課程のうち、ただいま6年目に突入。そのうち1年半は航海実習 をしました。私と出会ったのが4年前、ちょうど航海実習の最後の日に、記念に船の外で食事してきていいよ、と船長さんに許可してもらって同じく航海実習生 の仲間たちとレストランに行ったときでした。船乗りになる勉強を始めたときは、まさか家族が出来るとは全く考えていなかったそう。モアモアのお店を私と始 めることももちろん想定外でした。

いろいろな理由と夢が重なって、4ヶ月前から始めたモアモアのお店。お店のことも全力投球できたヤコブで すが、6年もかけてきた勉強をふいにするわけにはいかないし、船乗りになること、航海士と機関士の資格を取ることはヤコブの夢であり目標でした。毎日が、 お店のこととぐーちゃんの世話で飛ぶようにすぎていってしまっていますが、ヤコブはとにかく6月8日までに卒論を提出しなければなりません。

イエッペがモアモアにほぼフルタイムで4月から参加してくれたのも、ヤコブの卒論のことも想定にいれて、みんなで作戦会議をして決めたことでした。

4月までは、ヤコブと私で、毎日、交代で数時間ずつ、ひとりがぐーちゃんをみて、ひとりがお店のことをしていました。

4月にはイエッペ、ヤコブ、私の3人で働き、ヤコブか私のどちらかがぐーちゃんを交代でみて、ほぼ2人の労働力でした。

そして今月、5月から6月8日の卒論提出日までは、イエッペと私の2人体制で、かつ私がぐーちゃんを見ながらなので、だいたい1.5人の労働力になりますが、できるだけ今までどおりのペースで進んでいきたいと思っております・・!

い つもたくさんのあたたかなメッセージ、商品が無事に到着したお知らせを頂いておりますこと、とてもうれしい思いでみんなで読んでおります!日本語ができる のが私だけということもあって、お返事が、今日こそは・・・と思いつつどんどん日にちがたってしまって、遅くなってしまい、書けずにおりますことも、とて も申し訳なく思います・・・

でも、どうか、みなでうれしく読んでおりますこと、お一人お一人の方々にこの場をかりてお伝えしたいと思います。本当に、どうもありがとうございます・・・!

そ して今日、5月1日からぐーちゃんは保育園デビューをしました。最初の1週間は、少しずつ、1,2時間ずつ保育園に通い、ヤコブか私がつきそってすごすこ とになります。パパとママがいなくなってしまうのではなくて、戻ってくるということをぐーちゃんに分かってもらうこと、保育園に少しずつ慣れていくことが 最初は大切・・・そして最終的には、朝9時から午後15時まで預ける予定です。

ぐーちゃんは保育園で最年少さん。保育園に通わせることは、私たちの今の状況から言ってとても必要なこと・・・でも、さみしさや不安な気持ちもあります。

でも、今日初めて行ってみて、とても優しくしっかりした保育士さんたち、そしてほかのちびちゃんをじっと見つめて手をぱたぱたさせて興味津々のぐーちゃんをみて、ああ、よかったな、と少しうれしかったです。

保育園はこんな感じ・・・・

ぐーちゃんが生まれてから、ヤコブが学生であること、そして2人で家でモアモアのお店を立ち上げ、仕事していたことで、ぐーちゃんには1日中パパと ママがついていたことになります。社会福祉の充実したデンマークでは、おのずと共稼ぎの夫婦やカップルのみと言っていいくらい、共稼ぎの家庭ばかりなので すが、だいたいはママのほうがパパより長く産休・育児休暇を取ります。(そしてほぼすべてのパパが育児休暇を取っています!)

忙しいとかつ いついグチ!?を言ってしまっている私ですが、パパ・ママ2人で赤ちゃんのお世話ができていることは、とても恵まれていることだなあ・・と思います。ヤコ ブが船乗りとして、月の半分は船に乗ることになる前に、ぐーちゃんの成長を一緒にみていられているのは貴重でしあわせなことだと思います。また、ヤコブが 船に乗り始めても、1ヶ月の半分はまるごと家にいてもらえるのも、うれしいことです。

ちなみに、家事は、だいたい私・・でも、ときどき、こ れお願いね!と言い渡してやってもらいます。(笑)私もヤコブも毎日家にいるので、平等に・・・と行きた いところですが、いろいろ試行錯誤とケンカを経て(笑)私がだいたいの家事、私がご飯を作っている間はヤコブがぐーちゃんのお守り、家計管理、と分担が落 ち着いてきています。

でもとにかくぐーちゃんのお守りをしてもらえているのが本当に大きな助けだったと、最近、ヤコブが卒論にかかりきりになってから改めて実感しました。

写真は、かいがいしい?ヤコブと手伝う??ぐーちゃんと山盛りの洗濯物。この大きなテーブルはヤコブがもともと 持っていたものなのですが、ぐーちゃんのつかまりだちにぴったりの高さ。。とはいえ、ごつんとぶつけてしまうこともあるので、目下、蚤の市で掘り出し物 の、丸テーブルなどないかな・・と探し中です!

うちには洗濯機がないので、アパートの共同ランドリーに、IKEAイケアの大きなビニール袋 に洗濯物を入れてよいしょ!と行ってきます。ぐーちゃんが生まれたてのときは、洗濯物の回数の多さと、毎回ぐーちゃんと一緒にランドリーまで行くのがなか なかたいへんで、洗濯機がほしい・・とつくづく思ったけれど、最近はすっかり慣れました。いつかはこの小さなアパートを引っ越すのが目標なので、引越し先 に洗濯機が備え付けられているかもしれないし、今は買わずにもちょっとがまんしようと思います。

そして・・・今の私たちの状況をみて、ヤコブのママ、ぐーちゃんのおばあちゃんがこれからできるだけ助けにきてくれるといってくれました。 ウラおばあちゃんの住んでいる、ヤコブの故郷は、私たちの住む町から3時間はなれているところ。腰と背中の具合のよくないウラおばあちゃんにとってはとて もたいへんな遠路です。でも、ぐーちゃん可愛さと手伝いたいという気持ちから、これからできるだけ来たいと言ってくれました。

土日、ウラお ばあちゃんのお家へお正月以来遊びに行き、具合も見に行ってきたのですが、ぐーちゃんと4ヶ月ぶりに会ってよほど嬉しかったのか、ニコニコ、ニコニコ・・ 近所の人も、ウラさん、若返ったねえ、と言うほど、うれしかったようです。去年の6月、ちょうどぐーちゃんの生まれる1ヶ月前に、夫・フィンさん(ヤコブ のパパ・そしてぐーちゃんのおじいちゃん)を亡くしてしまい、一人暮らしのウラおばあちゃん。モアモアのお店のことも一生懸命、応援してくれて、開店前は すべての陶磁器やポットを洗ったり磨いたりしてくれました。

古いお馬さんは、蚤の市でウラおばあちゃんが見つけて、思わずぐーちゃんにあげたくて買ってきてしまったもの。耳がひとつないお馬さんだけど、可愛らしさはそのまま・・木の部分を磨いて、もう少しぐーちゃんが大きくなったら遊べるようにみんなで修理するつもりです。

うれしそうにぐーちゃんを抱っこして、2人の世界にひたる優しいウラおばあちゃんとぐーちゃんと、近所のお友達の家の犬、ソーべ。

そして、モアモアの目標としては、

ヤコブが卒論完成以降、3人で仕事し、そのころにはぐーちゃんはすっかり保育園に慣れているはずなので、フルスピードで!?進み、

その後8月ころからヤコブは一ヶ月の半分は船乗りとして仕事し、一ヶ月の半分はモアモアのヤコブになります。ヤコブが航海中はイエッペと私の2人体制でモアモアを守ります。

そして、9月にはモアモアを、イエッペの住む町オーデンセに移し、10月には私たちもオーデンセに引っ越すことを目標にしています。

今は、モアモアのお店と私たちの家は実は同じアパート・・・半分はお店、半分は自分たちのスペースです。お店の部屋には、ねこもぐーちゃんも立ち入り禁止!です。

でも、梱包用の大きなテーブルや器具、棚など、ずいぶん満員状態なので、モアモアの事務所専用の場所をつくるのが3人の夢であり目標なのです。

ヤ コブが航海に出たら、私とぐーちゃん2人で、町からはなれたこのアパートで留守番するのは、家族も友達もそばには住んでいないので孤立してしまいさみしく なってしまうので、首都コペンハーゲンにも、ウラおばあちゃんの家にも、イエッペの家にも近くなるオーデンセに引っ越すことができれば、便利だし気持ち的 にもうれしいことです!

そのときを目指して、そして今はひとまずヤコブの卒論完成をめざしつつ、モアモアを発展させていきます!

そして・・・週末、ウラおばあちゃんのお家に行ったときに立ち寄った、ヤコブの恩師のご家族との写真もご紹介させてください。

お父さんの Kjeld ケルさんは、コックさんで、一家の住むお家の隣にあるレストランのオーナーです。ヤコブは、ティーン・エイジャーのころ、このレストランでバイトをずっとしていました。

今回は、ヴェテラン・ウェイター?でもあるヤコブが、レストランを貸しきるお客さんへの対応を1日だけ緊急に頼まれたこともあって、やってきました。Kjeld ケルさんのお料理は、ひいきめなしに言っても、デンマーク中でいちばんおいしい!です。

お母さんの Lene リーネさんは、保育士さん。私のひざで、赤ちゃんや子どもたちはすぐ眠っちゃうのよ、と言っていましたが、本当に、人見知りのぐーちゃんでさえ、すぐにリ ラックスしてうとうと・・でした。2人の息子、Mikkel ミケルと Nikolaj ニコライはとても背が高く、かっこいい!2人がまだ小さな赤ちゃんと坊やだったときに、ヤコブが肩車してお散歩したりして遊んでいたので、この2人はヤコ ブをお兄ちゃんみたいな存在として慕ってくれているのです。Mikkel ミケルは、お父さんのようにコックさんになるのを目指しています。まだ16歳の Nikolaj ニコライはサッカーに夢中。TVに出るプロの手前のチームでもう活躍中だそうです。

写真は、ギターを弾く若者、Mikkel ミケルと友達、Nikolaj ニコライと、おもしろ顔のぐーちゃん!みんな、すくすくのびのび育ったことが伝わるような、素敵な子たちでした。そして、ぐーちゃんと遊んでくれました。

ヤコブは、ひさしぶりにレストランを手伝えて楽しかったそうです。右は、お母さんの Lene リーネさんと、ウラおばあちゃんとぐーちゃん。

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