No Nukes 2012, designed by Yoshitomo Nara

All picures from "No Nukes 2012"

http://nonukes2012.jp/
http://nonukes2012.jp/en/

https://www.facebook.com/NoNukes2012

より、下記、引用します。

"イベント『NO NUKES 2012』では音楽の合間にさまざまなビデオが流れます。

それらの中には、日本の有識者による「原子力発電」
「自然エネルギー」「日本の現状について」などの解説があります。

このガイドブックでは、イベントで流される解説を増補して収録したほか、
さらに何人かの有識者に追加取材をして、
若い世代が未来を生き抜くための知識の一助となるだろう講座を載せています。

それが一部の「NO NUKES YES LIFE」のパートです。"

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Why Denmark is the happiest country in the world　　　　　　　世界でいちばん幸せな国の背景

30年前に原発と再生可能エネルギーの正しい知識を国民が追求した結果、1985年に原発を全廃し、自然エネルギー最先端国となった北欧デンマーク。現在、この国では20％の電力を風力発電で賄い、21％をバイオマス(木屑、ワラ、堆肥など有機物を使用して作られた、CO2ニュートラルな燃料)による火力発電、21%をごみ処理場の熱を利用した発電で賄い、23%の電力を国外へ輸出。EUのどの国民よりも、1ワットあたりの GDPが大きく、CO2消費量は1990年代よりも13.3%削減していると同時に、経済成長も順調に伸びています。 2020年には39%の電力を風力発電で賄い、54%を再生可能エネルギーで賄うと予定し、また、2050年には化石燃料フリーの国となると、国家が宣言しています。また、EU諸国に脱原発を呼びかけ、隣国スウェーデンの、国境近辺の原発について廃炉を要求、2005年に達成しました。デンマークがなぜ今のエコ発電を実現したかには、単に人口が少ないというだけではない背景があり、一主権国家が、やればできることを世界に示す意味 (ショーケース)には計り知れないものがあると信じます。そして、2011年10月デンマークの新政権が発足し、Helle Thorning ヘレ・トーニング(女性)が新首相に就任しました。8つある政党の党首のうち、50%は、女性。彼女のスピーチの中で、特に心に残ったこと。それは、デンマークのエネルギー政策。ひとつは、2035年までにデンマークのすべての電力を100%再生可能エネルギーで賄うこと。そして、2050年までに、デンマークにおける、車などの燃料すべてを化石燃料フリーとすること。この国が、再生可能エネルギーの最先端国として、世界に希望を広めることを、私も願ってます。

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