さてさて、私たちのお店の開店準備の様子、少しご紹介させてください!
イエッペには、2歳になるヴィルデちゃんという娘がいて、ヤコブと私には、7月に産まれたばかりの、グスタフという息子がいます。(日本名は航太といいます。グスタフと航太で、あわせて、ぐーた、またはぐーちゃん、と日本の家族に呼ばれています。笑)
ときには、ちびたちをそれぞれ子守しながらの準備でした。でも、オトナの都合で子供たちがストレスに感じないようにしたい・・・というのも、母として当然の思い・・・・。
開店前のラスト・スパート数ヶ月間は、夜中や朝方、ぐーたが眠っているあいだに、こつこつと進めました。ヤコブも、学校が休みのあいだに、たくさん作業してくれました。
でも、だんだんと寝不足になる母(私)・・・・夢実現のためとはいえ、猪突猛進すぎたかも!?
ついに、SOS・・・となり、ヤコブのママ(ぐーたのおばあちゃん)に、はるばるバスで10時間かけて来てもらい、2週間、泊り込みで、手伝ってもらうことになりました。
ぐー たを乳母車に乗せて散歩に連れて行ってもらったり、抱っこしてあやしてもらったり。ヤコブのママにとっては、約30年ぶりの赤ちゃんのお世話だったので、 最初は、さて、おむつはどうあてるのだったかしら・・・?という感じだったけれど、だんだんに慣れてきて、大活躍してくれました。商品のお手入れも、まさ におばあちゃんの台所の知恵!でやってもらい、アンティークやヴィンテージの商品を、ぴかぴかに磨き上げてくれたりしました。
東京に住む、私の母のような存在の、叔母からも、救援物資!?として、レトルトのカレーやお味噌汁のもとを送ってもらい、お料理をする時間を短縮して、お店の立ち上げに時間を充てることが出来ました。
そんなふうに、たくさんのあたたかい手に助けてもらって、モアモア・スカンジナビアが出来上がりました。
こちらは、イエッペの家でのミーティング風景・・・・。
お店の準備を始める前、そしてぐーたが産まれる前、ヤコブと私は、コペンハーゲンに2年間住んでいました。
私はコペンハーゲンで会社勤め、ヤコブは、コペンハーゲンから2時間半かけて、スヴェンドボーという街にある航海士学校に長距離通学をしていました。
その後、私の妊娠を期に、スヴェンドボーの今の家に引っ越してきました。
そして、夢だった、お店を開く準備を始めたのです。
その間に、季節はどんどん過ぎていって・・・・・春、家の裏の林には、地面に、たくさんの可憐な白い花が咲いて、夏は緑があざやかだったけど、いつのまにか秋がきて、金色に木々が染まりました。
そして11月が来て、初雪も舞い降りました。
寒さのやわらいだ日に、この林の中を乳母車で散歩するのが日課です。
写真は、お散歩に出かける前、上着をなめなめ・・・している、ぐーたです。
そして、お散歩後、上着をぬぐ前にパチリ・・・・
ママであることも、お店も、新米の私ですが、楽しみながら一歩一歩、前進していきたいです。
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