夏の日 summer day
夏の暑さは苦手だけど、夏のイメージは好きです。
日本だったら、おばあちゃんちの木の床、きゅうりのぬか漬け、麦茶とカルピス、せみの声。甘い桃とすがすがしい梨の味。
デンマークだったら、アイスクリームと、自転車に乗った金髪の子達の軽やかな姿、いつまでも明るい空、コペンハーゲンにいるたくさんの観光客をカフェで眺める楽しみ。
それがイメージ・・・実際には、たいてい、この、森の横にある家で、仕事と家事とぐーちゃんとの繰り返しの静かな日々。あんまり外に出ていない私だけど、も少し、積極的に出かけるようにしたいな。(というわけで、ぐーちゃんの写真ばかりですみません。。)
デンマークのオーデンセでの生活は、東京での情報量や感じる社会の活気とぜんぜん違います。おだやかでもあり、さみしくもあり、つめたくもあり、やさしくもあり・・・・不思議な感覚です。
お花は、ペルニッテングリュンのべギッテさんが、庭に咲いていたお花たちをブーケにして持ってきてくれました。日本からお帰りなさい、って。ミナ・ペルホネンの本をおみやげにプレゼントしたら、抱きしめてよろこんでくれました。グラフィック・デザイナーでもあるべギッテさん、ミナ・ペルホネンを教えてあげたら、本当にきれい・・と大好きになったのです。やっぱり、日本と北欧、美しさへの感覚がどこか似ているなあって思います。もちろんミナのデザインは、普遍的な美しさがあるのだけど、それに共鳴する深さが日本と北欧の人が似ている気がするのです。それは私にとって、心があったかになるしあわせのひとつです。
最近、ぐーちゃんはとみに、私に似ていると言われるようになりました。目元がそっくりなのだそうです。
そして、のしのしと歩く歩き方と、肩が、とーさん(体重が100キロ近くもあるんですから・・歩く鎧です。)に似ているそうです。くりくり天然パーマは、おばあちゃんに似ているようです。
スタッフ・ゆりちゃんは、ぐーちゃんに優しくすると、小さいめぐちゃんに優しくしてる気持ちになんかなる。って言ってくれて、おかしくてうれしかったです。
このまま小さくいてほしいような、大きくなるのが楽しみなような、さみしいような、せつないような、もちろんうれしいような・・気持ちです。
庭のテーブルで一緒にご飯を食べていて、ふっと一瞬のすきに、振り向くと、そばにあった乳母車に自らよじのぼり、中でけらけら笑っていたぐーちゃんです。
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