小さい秋の日 a little autumn day


アンデルセンは、物語を編み出すだけでなく、精巧な切り絵作りも得意でした。
彼の生み出した物語と、切り絵が印刷された美しい切手を先日見つけました。
私たちの住む街は、アンデルセンが生まれ育った街。
クリスマスの切手も見つけて、モアモアの店でご紹介するときを楽しみにしています。

 

今年最後の蚤の市に行きました。雨と風のなか、泥だらけになって冷え切ってしまいました。
でも、宝ものたちはしっかり抱えて、トロッコで運んできました。
途中、寒さにたえきれなくなって、買った手編みのアームウォーマーに、ほっとしました。



こんな 可愛らしいものを、ついつい手にとってしまいます。
小さいころ、絵本を自分で書くのがすきだったけれど、どこかそのときのまんまで
変われずにいる自分がいる気がしてしまいます。
蚤の市では、がらくたもいっぱいあるけれど、その中から、すくいあげるように
宝物を探します。


自分の家という場所ができて、季節が変わると一番はじめに、
ささやかにすることは、
お布団カバーの色を変えることです。
秋には、やっぱり、深い色が似合う気がします。
いつの季節も横で眠ってくれる、ヨーナスねこはいつでもあったかです。


秋の陽の光は、夏の頃より優しく、深い色をしています。
秋生まれの私は、秋がいちばんほっとして好きです。


秋と冬の服を並べます。
デンマークに来てから、色が優しいものが好きになったかもしれません。
今はもうセーターを着られる日もあるくらい・・
北の国の秋はあっというまだから、
たいせつにしたい季節です。

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