home sweet home... お家探し

picture from Frankie Magazine

いやはや、急にお引越しをすることになりました！

今住んでいる、オーデンセの借家の老朽化が進んでしまい、

天井から水漏れがして染みができてしまったり、
ヒーターや色々なところが壊れてしまい、大家さんに相談してきたのですが、
大家さんとしては、お家を取り壊して駐車場にしたいのだそうです・・・涙。

古くて、きちんと手入れされていなかった、不便もあったお家でしたが、どこか、

私たちをあったかく見守ってくれたような気もした、いいお家でした。

天井の水漏れと染みを、大工さんと建築家さんが確認したところ、

大きな穴を開けて中の柱まで全部見る大掛かりな工事をして
検査してみないと分からないけれど、かなり傷みが進んでいて、

いずれにしても、あまりにお金がかかる工事になるのだそうです・・・。

取り壊されてしまうなんて可哀想で、本当に悲しいです。

でも、私たちは、ずっとオーデンセの街に住むのではなく、

いつかはコペンハーゲンの近くに引越すことを目標に頑張ってきました。
私にとって、コペンハーゲンはデンマークの中で最初に住んだなじみある街です。

そこには、数少ないながらも、色々なことを話すことが出来る大切な友人たちがいて、
私の以前勤めていたデンマークの会社の同僚であった大好きな友人たちもいます。
なにより、カフェやお店が大好きな私にとって、ずっと戻りたかった場所でした。

日本にもほんのちょっとだけど、近くなれます。
日本から友人や伯母が遊びに来てくれたときも、すぐにお迎えに行けます。
そして、ヤコブにも、コペンハーゲンにも友人たちがいます。

だから、今、思い切って、夢だったコペンハーゲンに引越したいと思います。

まだ、次の家は決まっていなくて、
先週から、インターネットで200軒くらい、本当にたくさんの家を毎日見て、
5軒にしぼって家探しの旅に出ました。

私たちには、会社とお店があるので、ある程度の広さのある場所が必要です。

そして、デンマークの海沿いの田舎で育ったヤコブは、

都会のアパート暮らしをすると、アルプスの少女ハイジみたいになってしまうのだそうです・・・笑

それに、私たちには外に出るのが大好きな猫が3匹もいるし・・・

そのため、2人の妥協点を決めて、予算とも照らし合わせて、
コペンハーゲンから車や電車で１時間以内の、海と森がきれいな場所がいいなと決めました。

今より田舎で、街からは離れてしまうけれど、
電車に乗れば、コペンハーゲンまで1時間くらいの地域です。

お家探しのために、朝から晩までドライブ。

ぐーちゃんに、"どのお家がいい？"と聞いたら、

"おならのお家！☆" という呑気なクレヨンしんちゃんみたいな？答えでした・・・笑

私はさみしがりや？で、新しい環境では借りてきた猫みたいにビクビクしてしまうので、

 不安もいっぱいだけど、夢だったのだし、今まで1歩1歩頑張ってきたことなのだから、
きっといい方向にいけるはず☆と思っています。