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Monday, January 31, 2011
Saturday, January 29, 2011
Musahar new family ムサハーの新しい家族
ほっこり、ユーモラスでお茶目な、 Musahar ムサハーのふくろうのクッションたち。
可愛いだけでなく、生まれた背景に、デンマークとネパールの女性たちの努力があった、物語のあるふくろう たちです。
先週はじめてモアモアでご紹介させて頂いたふくろうさんたち、とっても嬉しいことに、すぐに売り切れてしまったほど人気でし た!
Musahar ムサハー社のデザイナー、Karen Bagge カレンさんと Anne Mette Nordfalk アンヌ・メッテさんと、みんなで一緒に嬉しい気持ちになりました。
また、ふくろうさんたちに飛んできてもらい、再入荷致しました。
そ して、今年の春コレクションとして新登場の仲間たちも、これからやってきます!
なかでも、大きくて、おなかにブルーとグレイの虹のかかっ たふくろうさんが、すごく可愛くて、ならんですわったりよりかかったりしたくなります。笑




Musahar ムサハー社のデザイナー、Karen Bagge カレンさんの工房の写真が雑誌に掲載されました。



Musahar got a new collection! I love the big black owl cushion with blue and gray rainbow in his stomach. When I showed the cushion to little Gustav, he said "ho-ho-ho...(owl voice)" and smiled..he liked the cushion too :-)
The owls are not only sweet and beautifully made, but they also have stories behind - under their wings, there are women gathered and given a chance to have strength and hope. By the hands and hard work of Danish women, Anne Mette Nordfalk and Karen Bagge and hands of women from Nepal, these owls have given their lives.
Here is the quote from Musahar:
" All Musahar products are hand made by women from Soiya, a small village in the south of Nepal.
The women used to be bonded laborers and field workers. Today they have a small workshop which Musahar has helped to establish. Here they produce organic interior products.
When buying a Musahar product you help the women and their families to a better life. You can follow their progress on www.musahar.dk"
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我が家にもふくろうさんたちが仲間入りし、みんなにすぐに馴染んでくれました。笑
At my home, my family is having cozy time with the sweet owls..
Friday, January 28, 2011
Sunshine coming.... お陽さまがもどってきた日
雪はとけてきて、粉砂糖のように葉っぱや家や地面に少しかかっているだけ。
モアモアの店にも、ほのかに春色のものたちが集まってきました。
クロッカスがぽこぽこ咲き始める日まできっともうすぐ・・
Thank you for the blogger award...♥

日本のかたがただけでなく、私の住むデンマークの人、ほかにもスウェーデンやオランダ、フランス、イギリス、アメリカなど、北欧のデザインが大好きだったり、手作りが大好きだったり、小さな可愛いものや毎日の小さな幸せを見つけて大事にしているような女の人たちが、訪れてくれます。可愛いものは、世界をつなぐ!?のかもしれません。なんて。
デンマークの、Ida イーダさんも、そんなつながりで、私の日記を見つけてくれて、"Stylish Blogger Award スタイリッシュなブログ・アワード"と私の日記を表彰してくれました。照れてしまいつつ、うれしかったです。
以下、英文でお礼を書いています。
Ok, Here are the rules to receive the award:
1. Send thank you message and make a link back to the person who has awarded you.
2. Share 8 things about yourself.
3. Share the awards to the 8 other bloggers who you have newly found out.
4. Contact the bloggers and tell them about the award.
♥ So I will share 8 things about myself...hmmm. I am a bit shy but I will try....
1. I used to work in a marketing and analysis team in a Danish shipping company, and that job brought me to Denmark as a start. But when I started to live in Denmark, I was fascinated to see beautiful designs and handmade treasures, ..then I found out I love to do marketing for designers products and hand made products a lot more than marketing about shipping..and my dream came true and I now have my company, introducing Scandinavian designs to Japan.
2. My most favorite shop in the entire universe is Créme de la Créme a la Edgar and Liebe. I am completely in love to their universe and don't think I can live without these shops..
3. I moved to 3 cities (Copenhagen, Svendborg, Odense) while I have been living in Denmark. It was difficult to move around, while I was still trying to get used to my life in Denmark and start from scratch every time...but now I have freinds in both Sælland and Fyn apart from my home country Japan and I met such a sweet ,nice and talented people from many places through this blog world, which makes me happy..
4. When I delivered my little boy Gustav, I got caesarean surgery and then got infection, and had to get operated 10 times in 1 month. The wound could not be sewed at the end as it got operated too many times, so I had to live with open wound and a huge band-aid for a while. That was tough and so painful but anyway, I got sweet woderful baby Gustav who is healthy and happy, so it was worth a work.
5. I live with 3 cats, 1 of them moved in by himself. 1 of them is called Jonas and every night he sleeps next to me, putting his head on my arm and shoulder. I cannot sleep without Jonas cat.
6. Once I have lived with 10 cats - because our neighbour had moved away, leaving a pregnant cat. She delivered kitten in front of the empty house, and scratching the window of the house where it used to be her home..we couldn't bare to ignore that. We had 2 cats originally, and then 1 cat moved in by himself (he was very sick and so dirty but now turned out to be very pretty cat) and the mom cat and babies...It was a big work and took a time and effort to find new nice home for them. But even so, I still miss them sometimes. I am glad I took care of those cats and I really hope they are living happily with new family...
7. My dream is to have a sweet little house and make a sweet room for Gustav, using the retro wallpapers I have been collecting. And when I get more time, I dream to learn more about patchwork and make Schteiner doll, amigurumi by myself. And I wish to have a trip to Japan every year, eat as much Japanese food as I want and drink sake (Japanese wine) while enjoyning hot spring bath and chit chat with girl freinds. And maybe a little shop in Japan, introducing beautiful Scandinavian handmade products.Or maybe a little shop in Denmark, introducing beautiful Japanese handmade products.. And and...my dream goes on... hehe.
8. Apart from introducing Scandinavian designs to Japan, I am also interested in introducing society of Scandinavia to Japan - and why Danish people is known to be "the most happiest people in the world", by its social system. When I started to know about Danish society, I was surprised at many differences with Japanese society (it has been following the way of American social system) and how the social welfare is developed. Of course any country has its own problem, pros and cons and struggles, but I think many parts of the world can learn a lot from Scandinavia.
Ok, I wrote a lot! (and many about cats....oh no) I will continue later...see u!
Wednesday, January 19, 2011
Crème de la Crème à la Edgar....♥




Crème de la Crème à la Edgar クレーム・ドゥ・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガーから、とってもきれいな色の楽しい仲間たちがもうすぐやってきます。
Eric Easter エリックと名づけられた、イースターのうさぎさん。リラ色のマフラーに、空色のふちどりのついたグレイのパンツ、リラ色のくつしたがおしゃれ!愉快に、ニッと笑ってくれてます。
クレーム・・のロゴでもある、並んだ猫ちゃんたちのガーランドも到着します。
デンマーク色の赤と白の猫ちゃんに、クレーム・・のロゴ色のリラ色と黒の猫ちゃんたち。
デンマークでは乳母車にガーランドをかけて、赤ちゃんがお散歩中に楽しめるようにするのですが、この猫ちゃんたち、あまりの可愛さにお家のなかに飾りたくなります。
ユーモラスでとぼけた、たこのガーランドも新登場。手編みのたこさんとは、なんとも楽しいお茶目なアイデア、そしてそのおしゃれさもさすがです。
人気で売り切れてしまっていたりんごの編みぐるみも、ころころとやってきました。
インテリアにもなるおしゃれなりんごは、赤だけでなく色々な毛糸で編まれていてとっても可愛いです。
葉っぱには、マリメッコの生地が使われています。
雪がとけはじめたデンマーク。
イースターウサギのエリックくんや、楽しい色の仲間たちが、世界に色が帰って来る春に思いをはせさせてくれました。
Tuesday, January 18, 2011
Musahar ムサハー

Luft under Vingerne 翼の下に集って。
Mushar ムサハー社のユーモラスでおしゃれなふくろうのクッションは、エコロジカルな素材を使い、一つ一つ手で縫われた手作りの作品。草木染で染められた丈夫なイ ラクサとオーガニック・コットンから作られ、天然のヤクの毛のウールがつめられています。
デンマークのおしゃれなセレクトショップでまたたくまに人気となったこのクッションの作り手は、南ネパールのソイヤという小さな村の23名のダリッ ト - 抑圧された者という意味 で、ヒンドゥー教社会で最も差別される人々 - の女性たち。
2010 年5月に Musahar ムサハー社は、デザイナー、Karen Bagge カレン・バ-ゲと 発展途上国の支援を仕事としている Anne Mette Nordfalk アンヌ・メッテ・ノーフォーク 、2人のデンマークの女性により立ち上げられました 。 デンマークJL基金の援助も受け、2人は、ソイヤの女性たちに、縫製のトレーニング、ミシンの提供をすることから始め、今は、ビジネスの運営をサポート、 また製造過程を細やかにフォローしています。
向かって左が、デザイナー・Karen Bagge カレン・バ-ゲ。右が、Anne Mette Nordfalk アンヌ・メッテ・ノーフォーク
もともと、ソイヤの女性たちは、奴隷労働や臨時雇いの農作業に従事していました。でも、今では、彼女たちは自分たちの工房を運営しています。教育を受けることも出来なかった、下層カーストに属すとされている女性たちにとって、これはとても稀なこ と・・。
ソイヤの女性たちは、公平な報酬を、ふくろうのクッションの販売数に応じて支払われています。また Mushar ムサハー社は、女性たち自身の希望に応じて、洋裁のトレーニングを提供しています。この仕事により、女性たちは、貯金する機会を得、各自が自由に使うこと の出来るお金を手に入れることが出来るようになりました。Mushar ムサハー社は、将来、医療保障、奨学金制度の実施をすることも計画しています。
この仕事に従事することで、女性たちは安定した収入を得 て、小さな村の中で働く機会を得ました。それにより、子どもたちのために食事を作 ること、子どもたちを学校に通わせることが出来るようになったので す。また、村の中で仕事することで、小さな赤ちゃんのいるお母さんたちも参加し、生計を立てることが出来るようになりました。
隷属者とし て、また夫に依存して生きなければならなかった女性たちが、自分の力で生活を立て、一緒に集い、子どもたちに食べ物と教育を与えることが出来るようになっ たことは、彼女たちの喜びと自信にもなりました。
北欧では、ふ くろうは、森の賢者といわれます。デンマークの女性たちが作ったふくろうの知恵の翼のもとに、ソイヤの女性たちは集い、力を得ました。そして、自分たちの 手で羽ばたくことが出来るようになったのです。
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それぞれの女性には、それぞれのストーリーがあります。
Sita シータのストーリー:
家、子どもたちのそばで仕事することが出来る喜び・・・・
Sita シータは22歳、6歳の Anjali アニャリと3歳の Asik アシクのお母さん。以前は刺繍グループで働いていましたが、とても丁寧な仕事ぶりとその腕を見込まれて、今では縫製グループの責任者です。
" 学校へは3年間通いました。でも母が亡くなったので、家で家事をしなければならなくて、学校に通えなくなりました。13歳のときに、1歳年上の夫と結婚し、今は2人の子どもがいます。2年前に3人目を妊娠したのですが、中絶しなければならず、そのときに費用の支払いがまだ残っています。 " と、Sita シータは言います。
Musahar ムサハーの仕事のどんなところが嬉しいですか?という質問に、Sita シータはこう答えています。
"ソイヤの村の中で仕事が出来とが、嬉しいです。子どもたちがまだ小さいので、私は遠くまで仕事に出かけることが出来ません。また、ずっと家にいるのではなく、友人たちと座って一緒に働くことも楽しい。それに、私自身の収入を持てることで、食べ物や学校で必要なものを、子どもたちに買うことが出来ることが喜びです。時々は夫が私のお金を使うこともありますが、今はそうして一緒に貯金が出来て、嬉しいです。"
Sita シータには抱えている困難もあります。
" 辛いこと、それは、夫が私に手を上げることがあることです。前回は3日間通院しなければなりませんでした。でも、私の子どもたち、そして私の自立への芽生え、力が、私を支えてくれていて、頑張っています。 "
Sita シータには夢も出来ました。
" 私の夢、それは、れんが造りの家。もし私のお給料を貯金して、夫のお給料で食料などをまかなっていければ可能です。そして裁縫ももっと上手になりたいです。そうすれば、夜、家で、洋服を人のために縫うことが出来るから・・ "
Devaki デヴァキのストーリー:
学ぶことへの意欲を持てたこと・・・。
Devaki デヴァキは16歳。母、父と、3人の姉弟たちと一緒に、一部屋だけの、泥で作られた家に住んでいます。
Devaki デヴァキがクッションを作るようになって得たものは、それだけではありませんでした。
" クッションを作る仕事が好きです、私にとって、厳しすぎたり難しすぎたりすることではないからです。以前は学校に通っていたのだけど、学ぶことが難しすぎて、12歳のときに中退してしまったんです。 でも、今、私の夢は、もっと洋裁を学ぶこと。そしていつか自分のウェディング・ドレスを縫いたいです。まだ結婚はしたくないけれど・・・その前にもっと色々なことを学びたいです。"
Laximi ラクシミのストーリー:
Laximi ラクシミは50歳くらいの女性。3人の子どもたちと3人の孫たちがいます。
以前、彼女は、地域の地主の下で奴隷労働者として暮らしていました。今では、彼女は、家族と共にソイヤの村で暮らしています。
彼女と家族にはたくさんの困難がありました。
" でも、今では、私と娘が Musahar ムサハーのクッションを作るようになって、食べるものに困らなくなり、そして家の屋根も買うことが出来たんです。 "
" 仕事を始めたばかりのとき、大変だったことは、裁縫を習うことでした。私は目がもうよくないんです。でも、今は、クッションにヤクの毛のウールを詰める仕事を担当するようになって、こちらのほうがやりやすいし、仕事に満足しています。 "
彼女にも夢が出来ました。
" 私の夢は、れんが造りの家を持つこと。Musahar ムサハーで働くことで、銀行に貯金することが出来るようになり、私は娘と一緒に貯金を始めました。- だから、夢の実現は可能になったのです。 "
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翼の下に集った女性たちは、様々なストーリーを抱えながらも、その困難が、自立する喜びや夢に変わっていっています。そんな物語を持ったフクロウたちですが、いえきっとだからこそ、そのお茶目でのんきな表情が愛らしく、ほっこりした気持ちにさせてくれます。
Blue bird 青い鳥、Rainbow bird 虹の鳥、Beaky bird くちばし鳥、Little bird 小さな鳥、とそれぞれ名づけられたふくろうたちは、それぞれに表情豊か。
淡いピンクとイエロー・水色の組み合わせ、ピンク・モスグリーン・グレイの組み合わせが絶妙に可愛らしく、手縫いのあたたかみのあるきれいな色のステッチがポイント。
ユーモラスな存在感、そして色あわせの爽やかさと、やはり北欧デザインらしさがいっぱいで、とってもおしゃれ。
エコロジカルな素材であり、人の幸せを考えて生み出されたこと、その製造過程も、北欧らしいたいせつな要素。
子ども部屋においても可愛いし、リビングのソファにおいてもおしゃれでお茶目です。
Musahar ムサハーのクッションたちが登場したのは去年、2010年の春のこと。
瞬く間に、コペンハーゲンのセレクトショップやインテリアショップで人気になりました。

よかったら、モアモアの店で、ふくろうさんたちに出会ってみてくださいね・・・♥

For Danish/international readers, you can meet Musahar and their great stories here