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Saturday, March 28, 2009

世界でいちばんしあわせな国、その1 Why Denmark is the happiest country in the world, v.1


デンマークとモアモアの春・・・・こつこつと探し集めてきた小さな宝物たちを、春の訪れを期にいっぱい!モアモアのページに届けました。たくさんのお客様にいらして頂き、ほんとうにうれしい思いです。どうもありがとうございます・・・!

ご注文頂きましたお客様、お待たせしてしまい、たいへん申し訳ございません。 週明けに、どんどん発送し、ご連絡致しますね・・・!まことに恐縮ですが、どうぞ今しばらくお待ちくださいませ。

今後、4月1日より、Jeppe イエッペがほぼフルタイムでモアモアに参加いたしますので、発送のスピードも速くなるよう、モアモア一同で改善してまいりたいと思います。

そして今週は、いよいよ北欧コペンハーゲンのアーティスト作品がたくさんモアモアにやってきます。こちらもどうぞ楽しみになさっていてくださいね。

Creme de la creme a la Edgar クレーム・ドゥ・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガーのホームページに、モアモアが Retailer (小売店)として早速、掲載されました。私にとって、憧れのお店の小売店になれたこと、ページを見たとたん、頬が赤くなってしまったほど、うれしい気持ちでした。

スーザンさんの作品、クレーム・ドゥ・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガー、デイジー・ホーム・・・すべて、モアモアは小売店価格で仕入れてまいりますので、デンマークで、これらのお店で購入されるのと同じお値段で、日本の皆様にご紹介させて頂きます。

これらのアーティストの作品たちは、どれも、新鮮でありながら、デンマークの昔ながらの丁寧な手仕事、レトロで懐かしく可愛らしい雰囲気、楽しい色など、伝統的な美しいデザインを実は受け継いでいることが 伝わるものばかりです。

クレーム・ドゥ・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガーで、お茶を出していただいたとき・・・・モアモアでも人気の、Figgjo フィッギオ Turi トゥーリのデザインの可愛らしいセットに、ハーブティー、お砂糖、ミルク、クッキーが盛られていて、とっても可愛かったです。あらためて、Turi トゥーリのデザインが好きだなあ、と思いました!モアモアにも、Turi トゥーリがデザインした Lotte ロッテと、Daisy デイジーのシリーズがたくさん入荷しておりますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

こちらは、スーザンさんのアトリエでのミーティング中のひとこま・・・・・

スーザンさんのアトリエにも、デンマーク、ニュモール社、ビョン・ウィンブラッドのマンスリー・プレートがいろいろな場所に飾られていて、ほのぼの、可愛らしかったです。

しいものと古いもの・・・・それらが一緒になって、調和しているのが素敵でした。モアモアはデンマークのお店なので、ニュモール社、ビョン・ウィンブラッドの作品もデンマーク陶磁器のページにてたくさんご紹介しております。

そして・・・・・

デンマークのニュースで、デンマークにおける、世界の不況の影響は、今年中にうすれ、経済的に明るくなるであろうことが予測される、と発表されました。

1973 年以来、毎年、EU の研究、統計で、世界でいちばんしあわせな国、と認定されたデンマーク。ほかにも、国連やイギリスの大学など、さまざまな組織や団体が さまざまな角度から、デンマーク国民を世界でいちばんしあわせな国民、としています。 ほかの北欧諸国も同じように、しあわせな国々、とされています。

もちろん、世界一しあわせな国で、世界一悲しくて不幸な思いの人だっているし、世界一ふしあわせな国で、つかのまでも世界一しあわせなきもちの人だっているかもしれません。

これはあくまで、その国のシステムがどれだけ人々の生活をしあわせにする土台をもっているか、という統計の話です。

それでも、この国に約3年住んだだけの私の、日々感じたことから言って、この国のシステムを、世界がうまく取り入れられたら、世界はもっとしあわせになるかもしれない、と思えるのです。

国の仕組みは、人々が自覚するよりもずっと、毎日の生活に影響をおよぼしていると思います。家族の問題、犯罪、その背景には必ず、国、そして社会の仕組みが大きく影響しているはずです。

世界の不況は、デンマークにももちろん影響を及ぼしていますが、この国の、長い間の人々の努力によって培われてきた社会の仕組み、腐敗や汚職のない政治の仕 組み、税金の明確で公正な使い方などのしっかりした土台により、世界が不況にあっても、経済、国民の生活を守ることが出来ているのです。

私は経済も政治も詳しくないし、この国のいいところを紹介したいけれど専門的に言って正しくない見解もあるかもしれません。でも、自分に少しでもデンマークのいいシステムを日本に紹介する力があったら、していきたいとずっと思っていました。

つたないながら、モアモアのお店にいらしてくださった方々に、北欧の雑貨とともに、北欧の社会についてもご紹介できたら・・ということが、私の夢であり目標です。

次回の日記から、少しずつ具体的に、北欧の社会についても書いてまいりたいと思います。

Sunday, March 22, 2009

モアモアの春



ずいぶん長いこと、モアモア日記を書いておりませんでした。書きたいことはたくさんあるのに、なかなか手が追いつかず、読んでくださっている方々、すみませんでした・・・・!

先々週、たくさんのお客様にいらして頂き、先週は、約30個の小包の梱包、発送作業に専念し、無事にほとんどお送りすることが出来ました。
モアモアへいらして頂いたお客様、まことにありがとうございます・・・!

また、ぐーちゃんにちいちゃな初めての歯がはえはじめ、わんわん泣いていたのと、つかまり立ちを初めて、さらに目が離せなくなりました!

待機リストに入っている保育園にも、まだ空きはなし・・・・

そんななか、いかにモアモアらしく、かつ効率的に梱包、発送作業ができるか、日々模索、改善中です。
モアモアでは、梱包の道具に、Air Bag エア・バッグという、空気の入った袋状のものを利用しております。私自身が、ぐーちゃんが産まれて以来、あまり気軽に外出できなくなってから、インター ネットでのお買い物が大好きだったこと、いろいろなお店でのお買い物の経験から、考えました。お家に届いたときに、たとえば発砲スチロールの小さな玉のも のだと、箱を開けたときに、ぶわっと広がって、床に落ちて、そうじしなくてはならなくなること。赤ちゃんがいるお家だと、1個でも落ちていたら、口に入れ たら危険だし、ちょっぴりストレスになること。新聞紙だと、リサイクルの観点からはとてもいいことだけれど、商品を手にするまでに、手が黒くなってしまう こと・・・ などのことを考えて、とても処理しやすい、エア・バッグを採用しました。

これは、普段はアート・ギャラリーにつとめる、 Jeppe イエッペの発案でもありました。いろいろな美術品や絵画を梱包した経験から、このAir Bag エア・バッグの利点を経験したそうです。

ま ず、商品のお手入れ、洗浄をして、エア・キャップ(ぷちぷち)で包み、そしてAir Bag エア・バッグをまず箱にいれ、そこにエア・キャップに包まれた商品をいれます。そして、さらにAir Bag エア・バッグで360度の角度から商品を包みます。というわけで、モアモアの梱包用机には、このAir Bag エア・バッグをぷく、ぷく、とふくまらせていく機械が置いてあります。今度、お写真でもご紹介いたしますね・・・!

そして・・・・・・・・ぐーちゃんの勢力範囲が拡大していく、ピンチなモアモアに、朗報です! Jeppe イエッペが、4月1日からアート・ギャラリーでの仕事を週1日にし、週4日は、モアモアにフルタイムで参加することになりました!

今までは、仕入れのたびや、ホームページのデザインなどなどにのみ参加していた彼ですが、毎日、モアモアに通ってきてくれることになります。

これから、Jeppe イエッペの参加により、モアモアの生産能力の増加、効率化に取り組んで行けることに、私たち自身、ほっと したり、がんばろう!と思う気持ちです。

モアモアのページも春になり、気持ちを新たに・・・・・今は、春の新着商品たちの掲載準備中です!どうぞ楽しみになさっていてくださいね・・!

Monday, March 9, 2009

コペンハーゲンの夢

København コペンハーゲンへ、Jacob と Jeppe と私と、あともちろんぐーちゃんと、みんなで仕入れに行ってまいりました・・・・!北欧アーティストの作品、子供たちのもの、アンティーク缶、蚤の市のもの、もちろん陶磁器たちも・・・・たくさんです。これから、Susan スーザンさんの作品、Creme de la creme a la Edgar クレーム・ドゥ・ラ・クレーム・ア・ラ・エドガーの可愛らしい手作りのものたち、そして Andrea アンドレアさんの、ヴィンテージの壁紙を利用したおしゃれな作品なども、たくさんご紹介していきたいと思いますので、どうぞ楽しみになさっていてくださいね・・・!詳しくはこちら

ひさしぶりに、北欧のお家訪問!のページも、工事中だったお客様の声のページも、 今週、アップデート予定です。

詳細はまた明日・・・・

コペンハーゲン滞在中は、ヤコブの幼馴染、クラウスくんとガールフレンドのルイーゼちゃんのお家に居候させてもらいました。北欧のお家訪問!の第一軒目に載せさせてもらった、黄色の可愛いお家です。

そ して、コペンハーゲンに2年間住んだときに出会った、大親友、Mette メッテちゃんも、会いにきてくれました。私たちが引越してしまってからは、なか なか会えなくてさみしかったけれど・・・・会えてうれしかった!ぐーちゃんがおなかのなかにいるとき、よく一緒にカフェに行ったり、映画を見たり・・・・ たくさんおしゃべりしてました。 そして、おなかから出てきたぐーちゃんを初めて紹介!

あわわ、ぐーちゃん、すごい人見知りを発揮、2時間ほど、泣いてしまっていたのでした・・・・!!笑

ヤコブとイエッペとクラウスの幼馴染、レオノーラちゃんと、小さな可愛い天使みたいな男の子、ハンニバルくんも遊びにきてくれました。
えんえん泣くぐーちゃんに、ハンニバルくん、これ、あげる、これ・・と、かわるがわる、おもちゃやおしゃぶりをぐーちゃんの前に置いてくれて、とっても優しい子なのでした。

Friday, March 6, 2009

北欧の子ども部屋 Children's room in Scandinavia


Picture from "BoligLiv"

こちらは、デンマークのとある女の子のお部屋。色がふんだんに使われているけれど、統一感もあって、楽しさと優しさにあふれた子ども部屋です。独創性にあふれた、夢いっぱいの子ども部屋・・・・・!

北欧のお家や雑貨の優しい色使いが、大好きです。

東京に住んでいた頃、憧れてちょくちょくのぞいていたお店、
galerie doux dimanche ギャラリー・ドゥ・ディマンシュ

このお店で出会って以来、一冊ずつ、少しずつそろえてきた、Jeu de Paume ジュウ・ドゥ・ポウムの本・・・・。

中でも大好きなのが、北欧コペンハーゲンの子ども部屋、という本です。

本のはじめには、こんなふうに書かれています。

"人魚姫、みにくいあひるの子、マッチ売りの少女・・・・・
いまも心に残る、子どものころに読んだアンデルセンの物語。
北欧デンマークの首都、コペンハーゲンは、アンデルセンがたくさんに童話のモチーフを見つけた町。"

この町に住む子どもたちの、優しい色使いに満ちた楽しいお部屋がたくさん紹介されています。

ヤコブが言うには、デンマークでは、昔から子ども部屋というものはカラフルで楽しく作るものなのだそう。
子どもたちは、楽しい色使いが大好きなんだよ、だって。

デンマークのママたちは、子どもたちが大きくなっても、昔のぬいぐるみやおもちゃを必ずといっていいほど、いくつか取っておいてあげているのだそう。
古い昔のおもちゃや家具と、新しいおもちゃが一緒にならんでいるのは、懐かしくてとても素敵です。

ほかにも、私の憧れの子ども部屋の写真をいくつかご紹介します・・・!

私の憧れの、コペンハーゲンのデザイナーのひとり、Andrea アンドレアさんの手がけた子ども部屋。

Picture from "RUM DER RYKKER"

Andrea アンドレアさんは、おしゃれでエネルギーにあふれた、明るい女性・・・・!
彼女は、ヴィンテージの壁紙を使って、独創性あふれた、とてもおしゃれで素敵な家具や箱、インテリア雑貨を手作りしています。

また、オリジナルの新しい壁紙も製作しています。まるで美術品のように美しい壁紙、彼女は、自分の作品を、"My daughter...! 私の娘!" といいきるほど、心をこめて作ったそう。
彼女の作品もこれから、どんどん仕入れていく予定で、いま、彼女とミーティング中ですので、どうぞお楽しみにしていてくださいね!

アンドレアさんの手がけた、北欧の森のような静かな美しさを持つ壁紙が使われた子ども部屋も・・・・。

Picture from "BoligLiv"

私たちの家は、まだ息子ぐーちゃんの部屋はない小さな場所だけど、いつか子ども部屋を作れるような家に住めたら、どんなふうにしよう・・・・と、頭の中で想像して夢見るのが大好きな私です。
あ、でも、ぐーちゃんは男の子だから、可愛くしすぎないようにしないと、将来、怒られちゃうかしら・・・・笑 
限られた空間で、いかに楽しい部屋にするか、日々、頭をひねっています。
といっても、今の毎日は、朝から晩までどたばた、お店のことと家事をこなして、ぐーちゃんとヤコブの後をそうじしてまわってる日々だけど・・・笑
ほんのちょっとの合間に、ここをこうしたらもっとよくなるかも!?とか、いろいろちょこちょこ・・・と研究する毎日です。

ほかにも色々、インスピレーションいっぱいの子ども部屋たちをご紹介しますね!

こちらは、イギリスの子ども部屋の本から・・・・ヴィンテージの壁紙を使って子ども部屋を楽しくするアイデアにあふれた、おもちゃ箱みたいなお部屋!

Picture from "children's rooms" by Andrea Maflin

デンマークでは、昔ながらの台所で使われていた壁掛けのお皿入れを、小さな子どもたちの絵本入れにするのが流行しているみたいです。

Picture from "Krudtugler og Kanelsnagle"

クリスマスのぴかぴか電球もかざると、とても居心地良くて可愛らしい小さな絵本の場所に・・・・。こんなアイデアは、小さなお部屋でも出来そう、いつか時間が出来たらまねしたいな、と憧れています。

Picture from Swedish children's book

さてさて、最後の2枚!こちらは、スウェーデンの絵本から。きれいな色で、素朴なおもちゃやランプがとても素敵な子ども部屋・・・・。憧れです。

Sunday, March 1, 2009

モアモアからのおみやげ


モアモアは、デンマーク語でママのママ、つまりおばあちゃんのこと・・・・おばあちゃんといえば、遊びに行くと、帰り際、これ、持って行きなさい、なんて、おせんべとかぬか漬けをタッパーに入れたものとか、持たせてくれる優しくて大好きなイメージ・・・・

私は、 特におばあちゃんが大好きで、小さいころから、一人でも、遊びに行っていて、大学生になっても社会人になってもほぼ居候みたいに住み着いていたくらいで す。そこには、おば夫婦、犬もいつもいて、朝起きるとおばあちゃんがほかほかのお味噌汁とぬか漬けをテーブルに並べていてくれて・・・・うっ、書いていて じ・・・んとしてしまいました。よだれも・・笑
父方の祖母も、お弁当を作ってくれたり、おまんじゅうをいつも欠かさずに用意してくれたり。
おばあちゃんは、ほっとする、あったかい存在。

ヤコブのママの、ウラ・ママも、遊びに行くと、これ、持って行きなさい、と言って、ヤコブの小さいときに遊んだぬいぐるみとか、おもちゃとか、お皿とかも持たせてくれます。

というわけで!?モアモアのお店を開いてから、モアモア、おばあちゃんの家に遊びにきたような気持ちにささやかでもなって頂きたいなあ・・・なんて思って、小包に小さな贈り物たちをしのばせるのが楽しみです。

今まで、お店にいらしてくださった方はきっとご存知・・・・・

土曜日の今日は、週に一度のお出かけの日。ヤコブに車を出してもらって、町に行ける日です。とても楽しみにしているお出かけのこの日、モアモアからの小さな おみやげを探しに、デンマークの、おばあちゃん世代からある可愛い雑貨屋さんへ行ってきました。これからいらしてくださるお客様に、ささやかな小さなもの をしのばせて頂く、私の楽しみでもあります。

ぐーちゃんの小さいおもちゃをしまう、紙で出来た小さなトランクも予期せず調達・・・・。ぐーちゃんの、という名目で!?ついつい可愛いものをちょこちょこ買ってしまう母・・・・ヤコブに、ぐーちゃんは女の子じゃないでしょ、と言われちゃいます。笑

ANNA アンナと CLARA クララ姉妹の開いたこの雑貨屋さんのこのトランクは、小さなおもちゃやお人形を入れる、子供たちのためのもの。"ANNA アンナと CLARA クララ は、お人形とあなたのよい旅を願っています"、なんてタグもついていました。

お人形用乳母車も、今はおもちゃをしまう場所になっているけれど、ぐーちゃん大きくなってきたら、泥とかつめて運ぶようになるよ、あはは、だっ て・・・・ 自分がそうだったらしいです・・。そこに木があれば、どこまでも登っていった!と言っていました。あわわ、今からちょっとハラハラ・・

木 がたくさんあった小さなお家で育ったヤコブ。ヤコブのパパとママはずっとここに住んでいたけれど、あんまり古くなりすぎて、住むには不便すぎたこと、ヤコ ブのパパの具合が悪くて、病院に近い場所に引っ越さなければいけなくなり、2年位前に手放すことになってしまったけれど、私にとっても、ここはたくさん夢がつまっていたような素敵な小さな家でした。

雪が降って、木にも氷がついていた冬と、小さな黄色のお家と小さかったヤコブ。なぜかこんなふうに眠るのが好きだったねこもいたそうです。

子供用の小さなお家を庭に作ってあげるのが、デンマークでもほかの北欧の国々でもよく見られることだそう・・・。

ヤコブも持っていたそうです。大きくなったら、物置になっていたそうだけど。笑 
いいなあ、私も自分に!?ほしい・・・笑 なんて憧れてしまっています。いつか、お庭を持って、ぐーちゃんに?というかむしろ自分のために?作ってみたいなあ・・・なんて夢見てしまっています。

こんなふうに、花がたくさん咲く場所も近所にあったらいいな。そしてこんな花冠、作ったことないのだけど、誰かに教わって作ってみたいです。 Glem mig ikke - 私を忘れないで、という意味。勿忘草のことなのかな・・・